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グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法(後編 )

Jobweb編集部
Jobweb編集部
2008年12月20日

グループワークの様子 コラム:「グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法」、前編では仕事体感型のグループワーク参加者から選考・内定に繋がる割合と、仕事体感型セミナーの具体的な事例~抱える課題からグループワークの特徴、結果まで~、そして中編では、仕事体感セミナーのタイプとしてゲーム型とケーススタディ型を取り上げ、その特徴を解説させていただいた。

最終回の今回はいよいよ、仕事体感ワーク作成方法をご説明させていただきたい。読者の皆様にできるだけ作成のイメージを持っていただけるよう、実際に弊社で作成したケーススタディ型グループワーク資料のサンプルも公開しているので、是非ご覧頂ければと思う。

>> グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法 前編はこちら
>> グループワークコンテンツ導入の注意点と作成方法 中編はこちら


■仕事体感セミナーの作り方~ はじめてつくるケーススタディー型コンテンツ ~
さて、いよいよグループワークコンテンツの作成方法に関してお伝えしたい。グループワークを創ったことがない。という人でも自分自身の手で作成できるよう、出来る限りわかりやすくガイドしていく。

コラムの中編でお伝えした通り、ゲーム型コンテンツはゲームバランスの調整に時間がかかるため、社内で作成することはオススメできない。なので、最も採用成果に結びつけやすい仕事体感型のケーススタディーの作り方に関してご紹介する。

まず、最初に持たなければいけないのは、ケーススタディーコンテンツは専門の業者でないと創ることができない。という概念を捨てることだ。

ゲーム型コンテンツ、ケーススタディー型のコンテンツを開発できる会社は弊社を含め採用支援業界でも10社に満たない。10社に満たない会社の中で、コンテンツ作成のディレクションをできる人材は各社3名程度しかいない。需要と供給の関係が崩れているので、場合によってはコンテンツ作成に高額の費用がかかってしまうこともある。

企業の仕事内容をインタビューし、学生に伝えるべき仕事のポイントと魅力を抽出し、それを抽象化して資料に落とす、という作業は、極めて専門的な作業であるため、社外の人間が作成する場合は経営コンサルティング会社出身者などの一部の人間しか、完成度の高いコンテンツを作り上げることは出来ない。

しかし、自分たちが日頃行っている仕事のケーススタディー化であれば、社内にいる人間なら、こつさえ掴めば出来る可能性がある。小説の世界に、「誰でも一冊は傑作を書くことができる。それは自分の自伝を書くことだ。」という言葉があるが、自社のケーススタディーであれば、社内の人間の手で作り上げることは十分可能だ。

自分の手でコンテンツを作成してみよう、と思い立たれた方は、次のステップでケーススタディーコンテンツの作成に入っていただきたい。

  1. ケーススタディーを通じてどの「仕事」を伝えるか決定する。
    ●新入社員として入社した社員が就く可能性の高い仕事、もしくは既存の活動では十分採用しきれていない職種の仕事を選ぶのが望ましい。
    ●また、「近い将来、携わることができる仕事」を題材にしても良い。例えば、初年度から新規事業開発や関連会社のマネジメントを手がけることは出来ないにしても、3年後、5年後にその仕事を主にやってもらいたいのであれば、その姿を見せることも効果的である。ただし、その場合は、最初の数年間に、何を学び、どんなことをしてもらうかも合わせて伝えた方が、入社後のミスマッチを防げて効果的である。

  2. その仕事を行っている社員の中で、エクセレントな結果を残している社員にインタビューし、
    ●人より優れたパフォーマンスを発揮するために必要な能力、考え方
    ●学生に伝えたい仕事の一番の魅力がどこにあるのか  以上を明確に定義する。
  3. ケーススタディーの導入文として、グループワーク参加者が置かれているシチュエーションと、ゴールを書く。
  4. 社員が常識として持っている情報をケース資料に記載する。(属する会社の沿革や業界の常識など)
  5. 仕事で必要となるデータを必要なだけ用意し、学生が分析しやすいよう整える。
  6. グループワーク終了後にフィードバックのメッセージとして伝える内容を整理する。必要であれば学生の提案やアウトプットを評価するための評価軸を設定する。
  7. 内定者やインターン生に協力してもらい、社内でテストを行う。その際、2のステップで明らかにした能力や考え方の重要性、仕事の魅力を正確に伝えることができているかどうか、しっかりと確認する。
  8. テストを経て実施した問題点を修正し、再度テストをする。意図が狙い通り伝わるようになるまで、テストと修正のプロセスを繰り返す。

基本的な作成の流れは以上になる。ただし、仕事は人と人とがぶつかり接する中で生まれるものなので、可能であれば、3~5で洗い出した「ケース資料に記載すべき情報」をすべてケース資料にのせるのではなく、営業やインタビューの「ロールプレイング」を通じてはじめて得られる情報が複数用意しておいたほうが、仕事の「体感度合い」は高まる。ロールプレイングに協力頂く社員のために、ロールプレイングでの依頼事項等をまとめた資料を別途用意する必要はあるが、社員の協力が得られる場合は「ロールプレイング」の要素を積極的に入れることをオススメする。

完成したケーススタディー資料に関してはイメージがつきにくいと思うので、弊社が実施しているビジネス理解講座で用いているケーススタディー資料をサンプルとしてご覧頂けるようにした。必要な方はダウンロードして作成の際の参考にして頂きたい。こちらのページ上にアップしているのは一部の資料に過ぎないが、完全な資料が欲しい方は、お問い合わせ頂ければ対応させて頂く。(同業の皆様へお渡しするのは控えているため、お渡しする前に役職・利用法等を確認させて頂く場合があるので、その点ご容赦頂きたい。)

■ケーススタディ型グループワーク資料サンプルダウンロード(画像をクリックしてください)
・左から、「経営戦略概論」、「ファイナンス」「マーケティング」
・現在、グループワーク資料の完全版の配布は行っておりません。

グループワーク「経営戦略概論」資料サンプルダウンロードグループワーク「ファイナンス」資料サンプルダウンロードグループワーク「マーケティング」資料サンプルダウンロード


一点だけ、ご注意いただきたいのは、既に採用業者のほうで作成され、どこかで利用されているコンテンツを、自社の仕事体感のコンテンツとして購入されることは、どれだけそのコンテンツが安く提供されるものであっても、避けた方が無難と言える。
自社の特徴、魅力が反映されたものでないため、時間とお金をかけて実施した割には志望度を下げる効果しかなかった、というケースがほとんどだ。同様のパッケージ化されたコンテンツを学生がどこかで既に体験したことがあれば、貴社への志望度は更に下がる。説明会において、学生が「他社との違い」を知りたがっている以上、多少荒削りでも構わないので、自社独自のコンテンツを創る努力を惜しんではならない。

この記事を書いた人
Jobweb編集部
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