会社説明会の告知ページ 失敗事例A「反応率が低かった告知文」
2009年1月25日
告知文一つでこれほどまで成果が変わる。
告知文のライティングの違いで、どれほどの集客成果が違うのかを検証する ために弊社で実験を行った結果を紹介したいと思う。
この実験は、弊社サイト(就職活動サイト「ジョブウェブ」)の会員に向けて、文面の異なる二通のEメールDMを配信したのである。
【文面A】『第一章、第二章で説明したライティング知識、ノウハウを持っていない弊社の一年目社員が作成した弊社説明会告知のEメールDM』
【文面B】『 第一章、第二章で説明したライティング知識、ノウハウを持つ弊社 の採用担当が作成した弊社説明会告知のEメールDM』
配信後、この二通のEメールDMにおける反応率、申し込み人数は歴然とした 差が見られた。文面Aは反応率(説明会参加のURLがクリックされた数/DM配信数)が2%で、このDMから35名の説明会参加があった。そしてこの35名から一次面接を通 過したのは、10名だった(通過率約28%)
文面Bは反応率5%で、このDMから約80人の説明会参加があった。そして、この80名から一次面接に合格したのは41名(通過率51%)
※文面Bの方が、ターゲット学生もたくさん集まったと言える。
この結果からわかるように、告知文1つ違うだけでも大きな違いが生まれるのである。次のページから、文面Aと文面Bをそれぞれそのまま掲載したので、実際にご覧いただきたい。そして第一章、第二章で伝えた点を踏まえ、どの点が良いのか、どの点が悪いのかも注釈を入れた。参考にしていただければと思う。

文面A「反応率の低かった告知文」
まずは注釈を見ずに、下記告知原稿のみを読んでいただきたい。一見、短い 文章でまとまっており、テンポもよく、印象に残りやすいものに思える。事実、 反応率2%という結果は、一般的反応率よりは高いものである。(EメールDM の平均反応率は1%前後と言われている)しかし、まだまだ改善する点は数多 くある。反応率が飛躍的に上がらなかった理由を注釈として、まとめたのでご 確認いただきたい。


