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面接で「自分で考えて動ける人材」を見極める質問とは?

桧良手 とも子
桧良手 とも子
2014年2月22日
面接で人材を評価することは難しいものです。

眼鏡

特に、選考の後半ともなると「どういったことを聞けばいいのか?」という質問を選択が難しくなります。今回はその一例として、「自分で考えて動ける人材」を見極める質問をご紹介します。


面接で「自分で考えて動ける人材」を見極める質問とは?の回答

「学生時代に頑張った経験は?」

この面接における王道の質問は、選考初期フェーズ(1~2次面接で)見極めることが多いと思いますが、今回は、それ以降の選考フェーズ(2~3次面接)で「自分で考えて動ける学生」=「応用力を持っている人材」を見極めていく質問についてお話しします。

まず、前提として

「明らかに頑張った経験のない学生」
「面接に何の準備もしてこない学生」

は1~2次面接で落ちているでしょう。つまり、2~3次(会社の規模によっては3~4次)以降の面接に残ってくる学生は、基本的に、ツワモノ達です。しかし、この2~3次以降の面接。

「自己PR」
「頑張ったこと」
「過去辛かったこと」
「尊敬できる人は?」
「わが社で、何をしたいか?」
「わが社のどこがいいですか?」
「他を受けていますか?」

・・・などなど、学生からすれば「面接官が変わるだけで質問は大して変わらないんですけど」という会社も、決して少なくないのも事実です。そして、そうはいっても、企業側からすれば過去を掘り下げる以外の方法が、あまり見当たらないのも事実。

では、どうするか?

面接で何かをいきなりやらせるという手もあります。しかし、これでは瞬発的なアイデア力がある学生は残るかもしれませんが(うさぎタイプ)、じっくり長い時間をかけて考えることで良いアイデアを見出すタイプ(かめタイプ)が全員落ちてしまう可能性がありリスキーです。

また、性格検査(適性検査)の類もいいのですが、過去、そのような検査を受けた時、皆さんは自分の結果を見てどう思ったでしょうか。その結果を(社会人側から)見ても「一部当たっているけど、ここは当たってない気がする」と思った経験はないでしょうか。統計的なものなので、一定の確率で当たってないことがあるのも当然であり、そういった意味で、それに頼るのもリスキーです。

やはり、面接では学生の「長い過去の経験」を深堀していくしかないのでしょうか?


実は、学生が「現時点で、自分で考えて動ける人間かどうか?」を今見極める、簡単な質問があります。学生に対して「どのような業界研究をしてきましたか?具体的に教えて下さい。」と聞くのです(具体的に教えて下さい、という部分が重要です)。この質問に対して

「インターネットで色々調べました」
「同業界の他の店舗に行って、調査しました」
「社長の本を読んできました」
「自分で業界研究会を立ち上げて、社会人の方にお話を聞かせてもらいました」

等々、どういった答えが返ってくるのかによって、その学生の「今現在の、自分で考えて動く力」がはっきり分かります。

複数企業から内定する学生は業界研究をする際に、志望企業にOB・OGがいない場合でも「OB・OG訪問ができない」とは考えません。「どうしたらOB・OGに会えるか?」と考えます。そのように考えるので、

・自分でネットワークを作る
・売り場の店員さんに話しかける
・毎朝、志望企業の前で掃除をして社員に顔を覚えてもらう
・志望企業の社員がランチをする飲食店にいって話を聞く

等、自分で道無き道を作っていこうと考え、行動する素地があります(全部、過去実際にあった話です)。このような考えをして、行動できる人間が会社に沢山いたら頼もしいですね。この不景気でも何かをしでかしてくれそうです。

「どのような業界(企業)研究をしてきましたか?具体的に教えて下さい。」

ぜひ、この質問をお試しください。


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この記事を書いた人
桧良手 とも子
桧良手 とも子

ヒプノーティス 代表カウンセラー

米国のシートンホール大学院にてカウンセリング修士号を取得後、帰国。人材紹介サービス会社勤務を経て、株式会社ジョブウェブへ転職。ジョブウェブでは、2005年まで3年半に渡りキャリアカウンセラーとして、講座開発・学生のサポートを続けた後は独立。現在、ヒプノーティス 代表カウンセラー。今日までに7500人以上の人と関わる。

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