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試用期間中に最低賃金未満で人を雇うことはできるのか?

神谷 政志
神谷 政志
2013年9月30日
試用期間中に最低賃金未満で人を雇うことはできるのでしょうか?

お金



試用期間中に最低賃金未満で人を雇うことはできるのか? の回答

基本的にはNGである。

最低賃金は雇用形態に関係なく全ての労働者に適応される。よって、試用期間であっても最低賃金以上を払うのが基本となる。

とはいえ、例外措置もある。「最低賃金の減額の特例許可制度」というものがあり、以下の条件の方については、特例が認められている。

1. 精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い方
2. 試の使用期間中の方
3. 基礎的な技能等を内容とする認定職業訓練を受けている方のうち厚生労働省令で定める方
4. 軽易な業務に従事する方
5. 断続的労働に従事する方

申請書様式はこちら

この最低賃金の減額の特例許可を受けるには、最低賃金の減額の特例許可申請書(所定様式)2通を作成し、所轄の労働基準監督署長を経由して都道府県労働局長に提出する必要がある。

ということで、試用期間中に最低賃金未満で人を雇うことはできるのでしょうか?という問いの答えは、試用期間だからというだけで最低賃金未満で人を雇うことはできず、事前に許可をとっておこないといけないということになる。

そして、当然のことながら、最低賃金を守らないと罰則がある。

使用者が労働者に最低賃金未満の賃金しか支払っていない場合には、使用者は労働者に対してその差額を支払わなくてはならない。最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、罰則(50万円以下の罰金)が定められている。特定(産業別)最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、労働基準法に罰則(30万円以下の罰金)が定められている。

ちなみに、試用期間だからといって給与を勝手に下げるのはNGである。

試用期間中の賃金などの労働条件は、本採用後と同じく、就業規則や個別の労働契約によって決まる。なので、試用期間中の賃金を採用期間後の賃金に比べて低く抑えたい場合は、就業規則や労働契約書にその旨を明記しておかないといけない。

繰り返しになるが、試用期間だからといって賃金を無制限に低くできるわけではなく、都道府県別に決められている地域別の最低賃金を下回ることはできない。

この記事を書いた人
神谷 政志
神谷 政志

新卒一期生として株式会社ジョブウェブに入社。営業部リーダー、マーケティング部門の立ち上げ責任者、採用支援事業部長として企業の新卒採用支援・学生の就職活動支援に5年間携わる。その後、有給インターンシップ事業、海外インターンシップ事業、海外研修事業など新規事業の立ち上げ責任者を務め、アジア(東、東南、南)、中東、東アフリカ、北中米にビジネスを展開する。
現在は独立し、日本人の海外就職、外国人インターンシップ、外国人採用などのサポート、英語によるビジネス研修などを実施している。渡航経験は20カ国。

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