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学生から支持されるインターンシップ事例(プライスウォーターハウスクーパース株式会社)

Jobweb編集部
Jobweb編集部
2013年10月7日
「本当に学生の成長に繋がるインターンシップを広めたい。」

この思いのもと、ジョブウェブでは学生の皆様から好評のインターンシップに関しまして、主催企業5社のご担当者様にインタビューさせていただくという企画を実施致しました。

本インタビュー記事は2013年春に、就職サイトジョブウェブ上で公開された内容です。記事を一読頂ければ、インターンに人気が出たのは運や偶然ではなく、必然であったことが分かります。ぜひ、インターンシップの企画・設計・運用にご活用下さい。

3社目はプライスウォーターハウスクーパース株式会社。


コンサルティングとディールアドバイザリーを提供する国内最大規模のコンサルティングファーム「プライスウォーターハウスクーパース」。インターンシップのこだわりは「社員の関わりの深さ」。「後輩のために」と名乗りを上げた社員の手厚いフィードバックやアドバイスには、多くの学生から感謝の声が寄せられました。



「コンサルタントという仕事の面白さ」に気づくきっかけにして欲しい

Q:インターンシップを通じて、学生に伝えたいことは何でしょうか。

最大の目的は「コンサルタントが実際にどんな仕事をしているか」ということを知ってもらい、興味を持ってもらいたいということでした。

これまでは説明会やセミナーのみ実施をしていましたが、それだけでは、コンサルタントの仕事についてイメージをしてもらうことは難しいと感じ、現場のコンサルタントと一緒に、疑似体験ができる場が必要だと考えるに至りました。

8月・9月という早いタイミングではまだ志望業界・職種が固まっていない学生もいるので、「新たに自分の適性を発見できる」場にしたいと思い、広く応募を受け付けました。当社のインターンシップを通じてコンサルタントの仕事の面白さに気づき、コンサルタントを目指す、そんな「きっかけ」になればと思います。

加えて、1、2時間の説明会やセミナーだけではなかなか伝わらない当社の「人・社風」を合わせて知ってほしいという思いがありましたので、インターンシップには多くの社員をアサインしました。サイト上の情報だけで企業を判断するのは難しいと思います。学生の皆さんにはぜひ、自分で足を運んで実際に参加し、見て、聞いて、感じて、企業や仕事を知ってほしいと思います。


限られた時間の中、膨大な情報量を元に解を見いだす

Q:昨シーズンのインターンシップについて教えてください。

実施期間は2日間、8月・9月・11月・12月の計4回開催しました。

他の活動や他社のインターンシップの妨げにならないように、そして遠方にお住まいの方も参加できるようにという意図から、土日の2日間に実施をしました。

また、実際にコンサルタントの仕事をする際には「限られた時間の中で、いかに質が良いものを作るか」が問われます。そのため、短期間で実施し、限られた時間の中で内容濃く課題に打ち込む方が、仕事のイメージがつきやすいのではないかと考えました。

内容は、特定のテーマに基づき、グループごとにクライアントへの提案書を作成する「コンサルティング業務の疑似体験」です。始めは架空のケースを使っていたのですが、情報量に限りがあるので、クライアントに許可をとり、実際の企業の事例を使って実施するようになりました。

学生の皆さんには「限られた時間の中、膨大な情報量を基に解を見いだしていく」というコンサルティング業務を体感していただきます。具体的なプログラム内容は、1日目にケース分析、インタビュー、情報収集に取り組み、2日目はクライアントへの提案書作成とプレゼンを行います。全チームがプレゼンを行い、その中から優勝チームを決定します。最後にはReception Partyも用意しています。

なお、プログラム1回の開催あたり10名ほどの現役コンサルタントが参加します。2日間のインターンシップ期間中は、質問に対してアドバイスをする役割の社員が各グループに1名ずつつきます。その他、各グループ担当の社員をまとめるポジションが2名、さらにパートナーも数名参加します。社員は2日間、同じメンバーが参加し、手とり足とり教えることはせず必要に応じてアドバイスを行います。

ただし、学生の皆さんが気づかなかった「気づき」を与えることが役割なので、そこは参加する社員に意識をしてもらいました。


「後輩のために」多くの社員がインターンシップに名乗りを上げる

Q:インターンシップ実施にあたり、こだわった点や工夫した点を教えてください。

「社員を深く関与させること」です。

インターンを行う上で、グループワークのみのプログラムは「本当にインターンシップと言えるのか?」という疑問がありました。そこで、「学生が気づかなかったことを指摘し、丁寧にフィードバックする」といった社員の関わり方を一番のポイントにおきました。

その結果、アンケートでも「ここまで手厚くフォローしてくれる会社は今まで無かった」という声が多く寄せられました。

社員のアサインは、インターンの4、5カ月前から始めます。人事から依頼をし、手を上げてくれた社員に参加をしてもらいますが、昨シーズンのインターンシップに参加した社員は、自主的に参加をしてくれました。皆、非常に熱心で、「こういうふうにやったほうがいいのではないか?」と意見を出してくれたり、通常の業務の合間を縫ってプログラム内容についてのミーティングを実施したりしました。とても協力的で、人事としては大変助かりました。

インターンシップに協力してくれる社員は、自分が働いている会社の新卒採用ということで、どのような学生が来るのか興味をもっており、「今年はどんなインターンをするのか」「どんな選考をするのか」など、よく質問されます。また新卒で入社した社員は「就職活動中に先輩社員にお世話になったので、自分も後輩のために」という思いから協力してくれる方もいます。

正直なところ、土日に多くの時間を割くことになるにも関わらず、自ら手を上げて、熱心にインターンシップに協力してくれる社員がここまでいるとは思っていませんでした。多くの社員が採用全般に興味を持ち、こうした企画に対する協力体制があるのは、会社としては素晴らしいことだと思います。


「指導のさじ加減」の難しさ

Q:インターンシップ実施にあたり苦労したこと・大変だったことはありますか?

2日間という期間に対し、盛り込みたい内容が沢山ありました。そのため、学生の皆さんが短い時間の中で考え、資料を作成し、プレゼンまで仕上げなくてはならないという状況で、社員がどうやって関わっていくか。

つまり、「手とり足とり」にならないように指導のさじ加減を調整しつつ、その上で、「社員がいてくれて助かった。やはりコンサルタントはすごい!」と思ってもらえるにはどうするか、そのバランスが難しかったのと、フィードバックに熱心になるあまり時間をかけすぎてしまうこともあり、そのタイムスケジュールも難しかったですね。

けれども、熱意のあるフィードバックはとても好評でした。アンケートでも「良い点悪い点含めて自分が気づかなかった点を指摘してくれた」という声が寄せられています。初日にフィードバックやアドバイスを受け、2日目でがらっと変わった学生もいました。


ハードな課題を乗り越えた先にある充実感を、ぜひ味わってほしい

Q: インターンシップを振り返って最も良かったと思うこと・今後に向けての意気込みについて教えて下さい。

最も良かったと思うことは、学生の皆さんからの感謝の声です。アンケートで一番多かった感想が、「こんなにみっちり社員がついて、すぐそばでサポートしてくれるインターンシップはなかった。自分たちをよく見てくれている」というものでした。中には就活相談にのる社員もおり、そのことに対する感謝の声も寄せられました。

さらに内容と課題をブラッシュアップして、より良いものを実施したいと考えています。今後は、女性コンサルタントの参加を増やしていき、女子学生たちがコンサルティング業界にチャレンジするきっかけとなればと思います。

当社のインターンシップは、2日間という限られた時間の中で初対面のメンバーと協力し、膨大な情報を基に徹底的に考え、解を見いだしていくものなので、体力的にも精神的にも、決して簡単なことではありません。ですが課題がハードである分、それを乗り越えた時の充実感は大きいと思います。この2日間を乗り越えて「楽しかった!」と思える方は、きっとコンサルタントに向いていると思います。皆さんのチャレンジをお待ちしています。


ぶれないように、自分の「軸」をしっかり持つことが大切

Q:ありがとうございました。最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

いくつか内定を貰ったとしても、就職する先はひとつしかありません。最終的に企業を選ぶその時に、自分の「軸」を持っていないと、企業からちょっと何かを言われたことで決めてしまったり、周りに流されてしまったりということが起こり得ます。そうなると後々、「こんなはずでは・・・」と後悔することになりかねません。

ぶれないように、就職活動を通じて企業選びの「軸」はしっかり持っていてほしいと思います。また、最近インターンシップを実施する会社が増えてきたと思いますが、数日間、社員と密にコミュニケーションをとり、一緒に何かに取り組むことができるのは、説明会やセミナーにはないインターンシップならではの魅力だと思います。

多くの企業に行き、社員や仕事を見ることができるのは、新卒の特権です。興味を持っている企業・業界があれば、自分の適性が発見できる場として、積極的にインターンシップに挑戦してください。


この記事を書いた人
Jobweb編集部
Jobweb編集部

採用オピニオンメディア”ジョブウェブ” 編集部

ジョブウェブがご支援するのは学生や企業だけではありません。企業の中で活躍する個人の成長に貢献することも、重要な役割だと考えています。 人事担当者や経営者が、専門性を身につけ長く活躍できるよう、採用トレンドから方法論、採用哲学に至るまで、多様な角度から情報を提供します。

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