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学生から支持されるインターンシップ事例(ソフトバンクグループ)

Jobweb編集部
Jobweb編集部
2013年10月8日
「本当に学生の成長に繋がるインターンシップを広めたい。」

この思いのもと、ジョブウェブでは学生の皆様から好評のインターンシップに関しまして、主催企業5社のご担当者様にインタビューさせていただくという企画を実施致しました。

本インタビュー記事は2013年春に、就職サイトジョブウェブ上で公開された内容です。記事を一読頂ければ、インターンに人気が出たのは運や偶然ではなく、必然であったことが分かります。ぜひ、インターンシップの企画・設計・運用にご活用下さい。

4社目はソフトバンクグループ。


「情報革命で人々を幸せに」という経営理念のもと、移動体通信事業、ブロードバンド・インフラ事業、固定通信事業を軸に成長を続ける「ソフトバンクグループ」。同社のインターンシップの特徴は何と言っても、約300名もの学生を現場に受け入れる、大規模な「就労体験型」のプログラム。参加者の満足度は高く、10社以上インターンシップ参加経験を持つ学生にも「ソフトバンクが1番」と言わしめる程です。徹底した就労体験へのこだわり。その背景に込められた思いとは。




「『働く』とはどういうことなのか?」「自分が本当にやりたいことは何か?」その答えを見出す場として

Q: インターンシップの狙い・学生に伝えたいことを教えてください。

まず、「ソフトバンクのありのままの姿」を理解してもらいたいという目的があります。

当社は事業拡大のスピードが速いだけに「きつい仕事のイメージ」を持たれているのではないかと思います。以前、内定者にアルバイトをしてもらったところ、「皆さん楽しそうに働いていて、この会社に決めて良かった!」と、ものすごく喜んでくれたんですよ。「当社に対し学生が持っているイメージは、ギャップがあるんだな。」ということに気づいた瞬間でした。

また「携帯電話キャリア」としてiPhoneやiPadといったモバイル端末や回線を販売しているイメージが強いのですが、それだけではありません。ICTの活用により新しいインターネットビジネスを生み出しており、例えば企業のシステムを丸ごとクラウドに載せ、社員はどこからでもモバイル端末でクラウド上のアプリケーションを利用できる、まったく新しいビジネススタイルを他社に先駆けて提供しています。

インターンシップを通じて、「ソフトバンクは携帯電話だけでは無かったんですね!」という感想を持つ学生は多いのです。我々には当社の正しい姿、ビジネスモデルをより理解してもらう事が出来れば、もっともっと当社に興味を持ってもらえる、という確信がありました。

そして、伝えたいキーワードは「志高く」「情報革命」の2点です。これはインターンシップ初日のオリエンテーションでも強く話します。社員一人一人がこの理念をしっかり持って働いていることを実感してもらいたいと思っています。

また、学生にとって「働くとはどういうことか」を知り、「自分はこれがやりたい!」と思えるものを見出せる場にしたい、という思いもあります。例えば営業部門でのインターンシップ経験を通じて、「営業に不安を持っていたが、やってみたら思いのほか面白かった。私は営業に向いていると感じた。」と言っていた学生がいました。このように「当社を知っていただく」だけでなく、いわば「自分に対する発見」にもつながる機会にできればと考えています。

そしてもう一つ。「就職におけるマッチング」という点においてもインターンシップは有効であると考えています。現状の就職活動では、企業・学生双方がお互いを理解するのは難しいのではないかと思います。その点において当社のインターンシップでは長期間、学生の仕事状況を見ることができます。2~4週間インターンシップに取り組んでもらう中で、初めは「大丈夫かな。」と心配していた学生も最後の方では評価が逆転することもあります。

学生にとっても仕事や会社について十分理解した上で判断できるため、入社後もギャップがない。これがインターンシップの有るべき姿であり、お互いにとって最良のプログラムだと確信を持ちました。

以上の思いがあり、当社のインターンシップでは、とにかく「就労体験」にこだわりました。


「長いと思ったら、あっという間でした!」という感想が頻出

Q:昨シーズンのインターンシップについて教えてください。

8月から9月中旬にかけて実施し、273名もの学生が参加してくれました。コースは「営業・企画コース」と「エンジニアコース」があり、コース内でさらに複数の部門に分かれ業務に取り組んでもらいました。

期間は2週間と4週間の2パターンを用意し、学生が自分で選べるようにしました。ただ、オススメは4週間ですね。2週間は長いようであっという間です。「ようやく仕事の要領がつかめてきたかな」というところで終わってしまうことが多いのです。学生からの感想にも「長いと思ったらあっという間でした!」という声が頻出しました(笑)。

学生にとって4週間という期間は夏休みの大半を割くことになりますし、もしかしたら参加するのに思い切りがいるものなのかもしれませんね。ただ、インターンシップで得られるものは、その後の社会人人生においても有意義に働くと思います。

会社説明会だけでは、本当の意味で「この会社で働くとはどういうことなのか」は分からないと思うんです。やはり、ある程度の期間で仕事を体験してみないと、「自分がやりたいことは何か」「自分はどういう会社で働くのが良いのか」「どんな仕事に適性があるのか」といった、自分の判断軸がしっかり作れないのではないでしょうか。

当社のインターンシップでは様々な部門で募集しています。自身の可能性を確認するためにも、積極的に活用してください。


徹底した「就労体験」へのこだわりと、それを可能にしたソフトバンクのカルチャー

Q:インターンシップ実施にあたり、こだわった点や工夫した点を教えてください。

初めにお伝えした通り、とにかく「就労体験」には徹底的にこだわっています。

例えば昨年実施において、営業部門は営業同行や顧客アンケート分析を行い、クライアントに見せられるレベルのプレゼン資料を作成してもらいました。商品開発部門では調査分析や新規企画立案、店舗開発部門では店舗の実地見学をしてサービスの改善案を考える、等を行ってもらいました。

インターンシップ期間中は学生1名に対し、必ずサポート社員がつきます。1人につき2~3名の社員が関わる事もあり、昨シーズンは約1000名程の社員に協力してもらいました。 カリキュラムは社員と同じ業務を実践できるようになる事をゴールに、各部門ごとにプランを作成し、人事が最終確認した上で全体の調整を行っています。みっちりと時間単位のスケジュールを組み、この時間に誰が誰と食事をするか、というところまで設計してるケースもあります。

273名もの学生に満足感の高い就労体験をしていただくということで、全員分のiPhone、iPad、パソコン、社員証、メールアドレス等を用意、受入準備は大変ではありましたが、環境も社員と同等にすることに拘りを持って臨みました。

このようなインターンシップを実現できたのは、当社のカルチャーが大きいと思います。社長・役員・社員ともインターンシップに非常に協力的で、インターンシップ導入の際、役員に説明をしたところ、全員が「やろう!」と即答してくれました。むしろ「今までやっていなかったのがおかしい。」という反応でしたね。そしてさらに社長が「もっとやれ!」と(笑)。

また商品開発部門はちょうど新商品発売前のタイミングでしたので、情報管理について色々と議論もしましたが、最終的には部門のTOPが「自分たちが情報管理には気をつけて職場に受け入れよう。」と言ってくれたのです。このように初めは受け入れが難しいと思われた部門も、現場の協力により可能となりました。


「ソフトバンクのインターンシップが一番でした。」という、嬉しい感想

Q: インターンシップを振り返って最も良かったと思うこと・今後に向けての意気込みについて教えて下さい。

やはり、参加者の皆さんに満足していただけたことですね。インターンシップ後に実施したアンケートでは、「満足した」という回答が98%を占めました。また、ある学生から「本当のインターンはこれだと思います。ぜひ大学の授業で話してください!」と頼まれ、ある大学の授業で当社のインターンシップについて話したこともありました。

嬉しかったのは当社のインターンシップが終わった後に「これは凄い。きっと他にも良いインターンシップがあるはずだ。」と考え10社~20社参加した学生が「色々回ったけれど、ソフトバンクが一番良かったです。」と言ってくれたことです。やった甲斐があった、職務体験の徹底というコンセプトで良かった、と思いました。

今後は、就労体験をさらに徹底させたいと考えています。期間もより長くしたいですし、学生の希望と合わせ当社から提供できるものをより具体的にしたいと考えています。また対象も、間口を広げてよりグローバルに受け入れて行きたいですね。最近、海外の学生からの問い合わせが増えてきています。インド人の学生が当社でエンジニアとしてインターンシップをする予定ですが、こういった取り組みをもっとできればと考えています。

従来の枠組みにとらわれることなく、あるべきインターンシップを展開していきたいですね。


「志高く」。-挑戦しよう。そうすれば、今とは違う景色が見えてくる

Q:ありがとうございました。最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

当社では求める人物像に「志高く」というメッセージを掲げていますが、この言葉の通り、「社会に出てこういうことを成し遂げたい。」という強い意志を持った人に来てもらいたいと思っています。

また単に就職活動で「インターンシップに参加した」とPRしたいがために参加するということではなく、「『働く』とはどういう事なのかを知りたい」「自分が何をやりたいのかを見つけたい」といった、目的意識を持って取り組んでもらいたいですね。その方が、きっとご自身のためになると思います。

勿論、「志高くありたいけれど、現状目指すべき志がない」という方もウェルカムです。やりたいことを見つけてから動くのではなく、まず挑戦して欲しいと思います。そうすれば、今の自分とは違う景色が見えてきますよ。
この記事を書いた人
Jobweb編集部
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