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面接官の心得〜面接の2つの目的と、面接官に必要な5つの役割〜

小緑 直樹
小緑 直樹
2015年3月24日

新卒採用の現場にて、多くの会社も実施している面接。採用手法が多様化している昨今においても、面接の選考手法は根強く、多くの会社で実施されています。ただ、何気なしに面接を実施する会社と、面接の目的や役割を構築して実施する会社とでは、採用成果に差が生まれています。

今回のコラムでは、その面接の目的や役割についてお伝えします。良い面接は企業だけでなく、学生にとっても良い機会になります。このコラムを通じて意義ある面接が増えることに貢献できれば幸いです。


面接における2つの目的とその重要性

面接の目的は2つあります。
1つ目は【自社で活躍するかどうかをジャッジする「見極め」のため】。
2つ目は【自社への志望度を向上させる「惹きつけ」のため】。

時代の変化に伴い、この2つの目的の重要性は増しています。終身雇用が前提の時代は終わり、「会社で長く育てて一人前に」という常識も薄れつつあります。時代の移り変わりが早くなり、採用の入り口段階から「即戦力人材」を見極めることが求められる傾向が強くなってきました。

言わずもがな、そのような即戦力人材は、どの会社からも引く手あまたな状態です。よく、「優秀な学生に内定が複数集中して、そうではない学生はなかなか内定がもらえない」といった2極化の話を聞きます。私は、年間500人ほどの学生と接しているのですが、現場感覚もまったくその通りで、むしろ年々その2極化が進んでいると感じます。そのような点からも、会社としては、面接を通して、即戦力人材を【いかに精度高く見極め】、その人材から【いかに自社を選んでもらうか】が大切になります。

では【精度高い見極め】と【自社を選んでもらう惹きつけ】を行うためには、面接官には何が必要なのでしょうか?

面接官に必要な5つの役割

【精度高い見極め】と【自社を選んでもらう惹きつけ】を行うためには、面接官の下記5つの役割について設計し、徹底していることが重要です。

1つ目の面接官の役割は【引き出すこと】です。
いかに学生の本来の姿を引き出し、自社で活躍する可能性が高い情報を引き出せるかが重要です。そのためには、面接の空間作りや、雰囲気作りが大切です。その上で、過去の経験を中心とした事実情報の収集から行動特性や思考特性をみていくことが求められます。

<詳細コラム>
事前準備と導入で行うこと ?面接官の役割その1「引き出すこと」(前編)?
情報収集と締めくくりで行うこと ~面接官の役割その1「引き出すこと」(後編)~

2つ目の役割は【評価すること】です。
第一印象や、面接官の主観や経験則での判断ではなく、その会社で必要な人材要件をどのように満たし、どのように活躍イメージが湧くのか、また、面接を通して得た情報から活躍イメージが湧く根拠を示せるかが重要になります。

<詳細コラム>
活躍する人材を適切に評価する2つのポイント ~面接官の役割その2「評価すること」~

3つ目の役割は【情報提供すること】です。
説明会などでは伝えきれていない会社の強みや魅力を伝えることはもちろん、目の前の学生が求める情報(時には会社情報以外の情報)を汲みとって、適切に情報提供を行います。こうしたやりとりから、会社や人の魅力をさらに訴求できます。会社の魅力も棚卸しして構造的に整理されている必要もありますし、面接官自身の生き方働き方も整理されているとより良い情報提供が可能になります。

<詳細コラム>
情報提供スキルこそ内定承諾率向上の鍵 ~面接官の役割その3「情報提供すること」(前偏)~
情報提供スキル向上の準備 ~面接官の役割その3「情報提供すること」(中編)~
面接官個人の情報提供スキル向上につながる準備とは ~面接官の役割その3「情報提供すること」(後編)~

4つ目の役割は【つなぐこと】です。
面接は複数回行う会社がほとんどです。1回の面接では、聞けなかった点や、伝えきれなかった会社の魅力などでてくると思います。その点を次回の面接官や採用担当につなぐことも重要な面接官の役割です。また、学生の特徴を把握した上で、次回はどの社員に当てると効果的なのか、どんなコミュニケーションを取ると学生の志望度を上げることができるのか等々、も設計できると良いと思います。

<詳細コラム>
面接官の連携が採用ストーリーを成功に導く~面接官の役割その4「つなぐこと」~

5つ目の役割は【決断を支援すること】です。
自社で採用したい優秀な学生ほど複数社の内定を持っている可能性が高いです。志望度の確認や、その志望度に合わせたコミュニケーションなど、採用したい学生に対して入社の意思決定を支援するコミュニケーションを取る必要があります。学生に寄り添いつつも、時には背中の後押しをしてあげられるコミュニケーションが重要になります。

<詳細コラム>
入社の意思決定を後押しするコミュニケーション ~面接官の役割その5「決断を支援すること」~

本コラムが面接官の役割に取り組む方の参考となり、良い面接が増えることに少しでも貢献できれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご案内

https://company.jobweb.jp/service/service_interviewtraining

https://company.jobweb.jp/tagset/542

この記事を書いた人
小緑 直樹
小緑 直樹

株式会社アスタンス 代表取締役
株式会社ジョブウェブ シニアディレクター
公益財団法人日本ユースリーダー協会 上席研究員
英国GCC,Ltd認定ICCA-Japn国際キャリア・コンサルタントMaster

大学卒業後、採用・人材育成支援を行う株式会社ジョブウェブに新卒1号として入社。複数の事業部の事業部長、責任者を歴任する中で採用のコンサルティング案件を中心に90社以上の採用支援に携わる。大手グループ会社や自治体・公共関係組織を対象に採用理論・採用手法についての講演も多数実施。さらに大学やその他教育機関で年間700名以上の学生のリーダーシップ教育やキャリア支援教育を行う。 2012年6月に株式会社ジョブウェブを退職し、「株式会社アスタンス」を設立。企業の採用支援と学生のキャリア支援、双方の経験を活かし多数のプロジェクトを手掛ける。企業、学生への講演・研修数は全国にて年間70本以上実施。

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