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学生との距離感は、学生が描くゴールに向かっていく伴走者が理想的【人事インタビュー】Vol.6

中村 寛大
中村 寛大
2015年8月17日

他の人事が何を考えているのかを知りたい。

そのシンプルなニーズに答えるのが、本企画(人事インタビュー)です。

今回のテーマは「学生との距離感は、学生が描くゴールに向かっていく伴走者が理想的」です。

わたくし、ジョブウェブの中村が、株式会社コスパクリエーションの秋庭(あきば)さんにお聞きした内容をご紹介したいと思います。参考になる情報があれば、ぜひ、自社の採用活動にお役立て下さい。

それではどうぞ。

インタビュー

秋庭 採用担当である私がこうありたいと考える学生との関係は、伴走者であることなんです。

中村 伴走者?

秋庭 もちろん採用担当者としてのミッションがあるので、採用したいと感じた人には、入って欲しい。でも、評価する、されるという『縦の関係性』よりも、適切な距離感を保ちながら、その人が描く就活のゴールに向けて寄り添う『横の関係性』を持つ。それが伴走者のイメージです。伝わります?

中村 伝わります!それは学生にとっては有り難い存在ですよね。でも、なぜ伴走者のスタンスを取るんですか?

秋庭 自分もそうしてもらえたら嬉しいかなって(笑)

中村 それは元々の性格ということ?

秋庭 強引に引っ張られたくないけど、適度な距離で見ていて欲しい(笑)。

中村 なるほど。

秋庭 でも、成果は出したいし、コミットはしますけど、なんだろうな。

中村 成果を出すことと、学生に伴走することが、矛盾するときはありませんか?

秋庭 成果を出すことも、学生に伴走することも自然にやるべきだと思っていますね。そのためには、学生との信頼関係が大事。学生自身の意志で決めて欲しいんです。だから伴走者のスタンスを取ろうと考えている面もありますね。

中村 ということは、成果を出すための考え方でもあるわけですね。

秋庭 これを言うと驚かれそうですけど、人材育成とか子育てとか、恋愛とか夫婦関係とか。あと犬を飼う事も全部同じだと思っているんです。

中村 犬もですか?

秋庭 犬って誰が好きか知っています?

中村 それはもちろん。ご飯いっぱいくれる人ですよね!

秋庭 散歩に連れ出して自由にしてくれる人です。ご飯くれる人はご飯くれる時だけ尻尾を振ってれば良いんですよ。

中村 え・・・。

秋庭 犬だって色んな所行きたいんです。散歩もただ走らされるとか、そういうのではなくね。自分の好きな場所で、好きなことを、好きなだけさせてくれる人が良い。ちゃんと意志を尊重してもらいたい(笑)。

中村 ご飯ではなく、散歩。

秋庭 でも、リードを離して(普通はできませんが)、好き勝手している犬を放って帰ってしまうと、犬は大慌てで戻ってきます。いつも見守っているけど、たまに背中を見せたりする。そんな距離感の取り方が大事ですね。イメージ伝わります?

中村 なるほど。ついていってしまいそうです。。。

秋庭 一人ひとりに違う好みの距離感が存在しますから、話を聞いて理解して、それに合わせた信頼関係を創ること、そんな付き合い方が必要ですよね。

中村 ワン。


解説

インタビューはいかがでしたでしょうか?

その学生が描く本来のゴールに向けた伴走者。

秋庭さんのインタビューでお聞きした様々な採用の取り組みに一貫性を感じたのは、この姿勢が根本にあるからこそ。
そして、会社が求める成果が出せているのは、この姿勢をぶらさずに、採用活動を重ねる度に洗練されているからなのだなと感じました。

そして、学生が取り組む就職活動を変えたいと感じる私たちには、秋庭さんが取り組む採用活動は、学生の就職活動に取り組み方も変化させる可能性を感じました。

就職活動では多くの学生が、

・将来やりたいこと
・なりたい自分
・自分自身の強みや弱み

といった、これまでじっくりと考えたことがなかったことを考える必要性に迫られます。ただ、その際に、自分の考えよりも、周囲の意見(周囲からどう思われるかという視点)を優先している学生が多いように感じます。

それはなぜかといえば、やはり「評価される」という意識が常にあるからでしょう。自分の書いたエントリーシートや面接中の発言の一つ一つが「評価される」という意識が強くなると、どうしても、本来の自分を表現することが難しくなります。

そういった際に、学生と人事の関係性を、面接される側と面接する側といった【縦の関係性】から、就活をする側と伴走する側のような【横の関係性】を適切な距離感を持って構築することで、

学生自身が自分の考えを優先した就活をしやすくなるのだと、秋庭さんのインタビューを通して感じました。

今回のインタビュー記事で、コスパクリエーション、秋庭さんのインタビューは一旦終了となります。多くの気づきがありました。ご協力いただき、ありがとうございました。


プロフィール

秋庭 典子(あきば のりこ)さん

秋庭様

3児の母。人と同じことが嫌いで、社会人スタートは個人と師弟関係の中で仕事と社会を学ぶ。
4年間の修行を経たのち、縁あって教育サービスのベンチャー企業へ入社。複数の拠点立ち上げに携わりながら、訪れた人それぞれの目的に寄り添い、希望に向かって羽ばたく背中を後押ししてきた。

その後、現在(コスパクリエーション)に至るまで幾つかの経験をし、組織に人的リソースの補填が重要課題になったタイミングで人事へアサインされ、採用の土台形成に3年間従事。この夏より人事を離れ、新規立ち上げに軸足を移す。


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秋庭さんのJobweb活用事例
>> 大手求人サイトで採用困難だった学生との接触に成功。会社説明会の開催数を大幅削減(19回から3回)するなど、ダイレクトリクルーティング型採用の有効性を実感。

<成果>
・大手求人サイトでは採用できなかった学生3名が内定
・母集団形成型とダイレクトリクルーティング型を併用したことで、新卒者へ求めるコンピテンシー分析が加速

<当初の問題>
同社が新卒採用を本格化させたのは昨年(2015年卒)から。当時、注力施策であった大手求人サイトへの掲載では、ターゲット人材の出現率が著しく低いという問題があり、2期目となる2016年卒の採用で、この問題を改善する必要があった。

この記事を書いた人
中村 寛大
中村 寛大

株式会社ジョブウェブ エグゼクティブ プランナー

1989年(平成元年)6月 栃木県氏家町(現さくら市)生まれ、さくら市育ち。
2012年4月、株式会社Jobwebに「就職活動におけるマイナスをなくす」ために採用コンサルタントとして入社。 ベンチャー企業様から大手企業様まで幅広く担当し、自社らしい採用かつ、学生にとって価値ある機会を創造することに日々試行錯誤している。採用コンサルティングを中心に、組織コンサルティング、新規事業立ち上げなどがメイン。某有名アイドルのプロデューサーに似ていると揶揄されている。

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