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間に入って全体をディレクション。私が目指した採用担当者のスタンス。【人事インタビュー】Vol.11

新治 嘉章
新治 嘉章
2015年10月19日

他の人事が何を考えているのかを知りたい。

そのシンプルなニーズに答えるのが、本企画(人事インタビュー)です。

今回のテーマは「間に入って全体をディレクション。私が目指した採用担当者のスタンス。」です。

わたくし、ジョブウェブの新治が、メドピア株式会社の藤野(ふじの)さんにお聞きした内容をご紹介したいと思います。参考になる情報があれば、ぜひ、自社の採用活動にお役立て下さい。

それではどうぞ。

インタビュー

新治 新卒採用の担当者としてのスタンスって色々あると思うのですが藤野さんはいかがでした?

藤野 私は、間に入って全体をディレクションするスタンスで取り組みました。

新治 間というのは?

藤野 様々あるのですが、学生と会社、経営と現場、面接官と新卒紹介会社などです。全体の状況を一番把握している人であるために、間に入ってつなぐことに徹しようと考えました。なので、学生に対する見極めや惹きつけは、自分ではやりませんでした。

新治 それはなぜですか?

藤野 一つは、今回の採用で学生の見極めや惹きつけをするのは私には難しかったというのがあります。今回当社は職種別採用で、エンジニアとWEBディレクターの2職種で応募をしたのですが、IT業界の経験も数ヶ月で人事・広報しか経験がない私には、両職種とも未知な部分が多かったです。

もう一つは、様々な状況に対して適切な判断をできるように、できるだけフラットな立ち位置で新卒採用全体を見る人が1人は必要だと考えていました。例えば紹介会社に面接結果をフィードバックするにも、自分が面接した学生だと、自分の主観そのままになってしまいますし。

新治 確かにそうですね。間に入るという関わり方について、具体的にはどのようなことをされていましたか?

藤野 例えば、面接官と新卒紹介会社の間に入る場合、面接官から聞いたことを新卒紹介会社にそのまま伝えるような伝書鳩になっても意味が無いので、自分の言葉で理解できるまで面接官と話しました。また、私自身も学生とは面談で話をしたり、面接前後に数分でも話をするようにして、その学生の人となりを理解したり、学生の温度感や変化などを観察したり、話してくれる学生であれば悩みなども聞いた上で、面接官や紹介会社につないで対策したりしていました。

新治 間に入っていたことが伝わってくる話ですね。

藤野 当社の選考に進んだ70名の学生については、それぞれ、なぜ通したのか、なぜ不合格だったのかを自分の言葉で話せるようにしていました。今でもリストで名前を見れば大体どんな学生だったか浮かぶので、一期生ということもあって非効率なくらいに1人1人考え過ぎた気がします。

新治 全体をディレクションするというとサッカーの監督のようなイメージでしたが、現場の細部、業務と業務の継ぎ目にまで自ら立ち入っていく。その徹底ぶりがすごいですね。

藤野 そんなに上手くコントロールはできていなかったので偉そうなこと言えないですけど、自分の目で見ないと100%は信用出来ない面倒な性格なので(笑)

解説

インタビューはいかがでしたでしょうか?

採用担当者のミッションを「会社の未来を考え、活躍する人材を採用すること」と考えた時に、自分はどのような役割を果たすか? どんなスタンスに立つのか? については、会社の状況、面接官なども含めた採用チームの体制、採用目標、自身の能力や考え方などの多面的な視点から考える必要があります。

藤野さんはインタビューの中で「自分の価値観を強固に持ち過ぎることで、本来採用すべき学生を落としたり、受からせたりすることって起きえますよね」ともおっしゃっていたのですが、これは藤野さんの考え方を象徴する一言だと感じました。

こういった考え方がベースにあったからこそ、「間に入る」スタンスに立てたし、全体のディレクションも上手く機能したのだと思います。

ちなみに、新卒採用では、どのような体制であっても、全体をディレクションする役割を担う人が1人は必要になります。そうすることで、メンバーの個力に依存した属人的採用活動から、メンバー全員の総合力で勝負できる組織的採用活動にシフトしていくことが可能になります。

では、その全体をディレクションするのは誰が適任か? それはやはり、採用業務にコミットする人事部であるべきだと思います。

プロフィール

藤野 敦子(ふじの あつこ)さん
藤野様

2008年に、組織人事コンサルティングを提供するリンクアンドモチベーションに新卒入社。同社の採用育成チームにて、社員・内定者の育成に取り組む。その後、2010年に経営コンサルティングの会社に転職し、人事および広報担当として4年間勤務。
広報業務の面白さを感じ、まだ世に知られていない価値あるサービスを広めることに貢献したい想いを抱く中でメドピアに出会い、2014年に入社。
広報の立ち上げと同時に、新卒一期生の募集に伴い、新卒採用の立ち上げも兼任。

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・自社に新卒採用のノウハウがないところから始まり、細かなPDCAを回すことで、次期以降にも活用できる新卒採用の型を構築

<当初の問題>
ミッション共感性の高い新卒社員が加わると、更なる組織の成長を臨めると考え、新卒1期生採用のプロジェクトが立ち上がった。
しかし、新卒採用立ち上げであるため、社内に新卒採用のノウハウがなかった。また、新卒採用担当者が他業務との兼務であったため、短期間で新卒採用を終える必要性があった。

この記事を書いた人
新治 嘉章
新治 嘉章

株式会社ジョブウェブ 代表取締役社長

1984年3月 島根県大田市生まれ、千葉県柏市育ち。3児のパパ。2006年 株式会社ジョブウェブに採用コンサルタントとして入社。 スタートアップの新卒採用立ち上げや大手企業の幹部候補学生採用を支援。2013年7月より代表取締役社長就任し、就活の仕組みを変えるをビジョンに会社の変革に取り組んでいる。「仕事を楽しむ大人を増やす」が個人のコンセプト。

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