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学生の経験が社会にどう活かされお金を生むか。その接続の提示が企業側でできること【人事インタビュー】Vol.21

新治 嘉章
新治 嘉章
2017年1月30日

他の人事が何を考えているのかを知りたい。
そのシンプルなニーズに答えるのが、本企画(人事インタビュー)です。

今回のテーマは「企業と学生が教え合い、学び合うインターンシップ」です。

今回は、インターンシップ参加者の口コミによる波及効果を生み出すことに成功しているアイ・エム・ジェイさんのインターンシップ。わたくし、ジョブウェブの新治 嘉章(しんじ よしあき)がインターンシップの企画に携わられている現場社員の太田さん、赤石さんと採用担当者の宇野さんにお聞きした内容をご紹介します。参考になる情報があれば、ぜひ、自社の採用活動にお役立て下さい。

それではどうぞ。

学生の経験が社会にどう活かされお金を生むか。その接続の提示が企業側でできること【人事インタビュー】Vol.21


インタビュー

新治 インターンシップ参加者の口コミを生み出す源となっているインターンシップの内容について、アイ・エム・ジェイさんでは「実際の業務に沿った内容」を実施されているということですが、少し詳しくお聞かせいただけますか?

太田 私たちが実際の業務の中で参考にしたいこと、試してみたいことをテストできるようにインターンシップを設計しています。インターンシップ参加者のアイデアやアウトプットが、既存商材のブラッシュアップやクライアントへの提案に繋がったという事例があります。

新治 学生視点(ユーザー目線)を実際の業務に活かすというわけですね。

太田 そうです。しかも、その学生視点は、それぞれの専門性に裏打ちされているので参考になることが多いです。将来的に実用化が期待されている技術分野の研究をしている学生は、やはりそういった経験をベースにしたアウトプットをされるものです。

新治 そうですよね。話は変わりますが、学生がアイ・エム・ジェイさんのインターンシップに参加することのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか? 専門性の高い学生が、学業と並行してインターンシップにコミットするには、相応のメリットがあるのだと思います。

太田 自分自身が勉強・研究していることが、社会ではどのように活用されているのか? ビジネスとして成立しているのか? 成立しているのであればどの程度のお金を生み出しているのか? そういったことを伝えることが企業側からできることだと考え、インターンシップのプログラムの中で実践しています。おそらく、これが学生にとっての参加メリットなのだと思います。

新治 学生が頑張っていること(学生時代の経験)と社会との関連性を伝えているのですね。「自分が今やっていることが将来どんな役に立つのだろう?」という多くの学生に共通する悩み・疑問を解消する機会をインターンシップで提供しているわけですね。

太田 はい。インターンシップ参加者に「アイ・エム・ジェイのインターンはよかったぞ」という口コミを期待するのであれば、どんなプログラムを提供すれば参加者に満足いただけるのか? という学生ニーズに向き合うことが必要になると思います。

新治 企業ニーズ(自社のニーズ)、すなわち、アイ・エム・ジェイさんにとってのインターンシップの目的が「インターンシップ参加者に満足する体験を提供し、自社のことを正しく理解してもらい、友人や後輩に口コミで波及させていくこと」だからこその考え方ですね。

宇野 そうですね。

新治 インターンシップの目的が「母集団形成」の場合だと、考え方としては、学生ニーズに向き合うという【質】の話よりも、どうやって人数を確保するのかという【量】の話が優先されますからね。


解説

インタビューはいかがでしたでしょうか?

学生の話を聞いていると、大学のゼミ・研究室での取り組みや課外での経験など、魅力的な機会が増えていることを感じます。そういう学生に共通して良く聞く声はご自身の活動が忙しくて就職活動に時間を割けないということです。だからこそ就職活動に対して漠然とした不安があったりします。

そういう学生の不安の解消に、アイ・エム・ジェイさんのインターンシップは貢献されているのだなと感じたのが今回のインタビューでした。

就職活動への不安が、「自分が多少でも興味が持てる企業からの内定が1つもらえること」で解消されることはあります。確かに内定が出ることによって、余計な企業を受ける必要がなくなるなどはありますが、内定をゴールにしている考え方であり、違和感がありました。
そうではなく、学生自身の経験や興味に対して、社会にあるニーズやフィールドを伝えることで、学生が今取り組んでいる活動にさらに集中できる。その上で、伝える際に接触することが、今後の企業と学生の出会い方ではと気づきを得たインタビューでした。

次のインタビューでは、「インターンシップの改良方法」をテーマに、アイ・エム・ジェイさんは成功しているインターンシップをどのようにブラッシュアップしているかをお聞きしました。

https://company.jobweb.jp/post/a-119293


プロフィール

アイ・エム・ジェイ採用チームの皆様

太田 文明(Bunmei Ohta)さん  写真左
株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 マネージャー/リードストラテジスト HCD-Net認定 人間中心設計専門家 UX戦略およびサービスデザインにおける全工程的なコンサルティング、国内におけるサービスデザイン・プロジェクトの先進研究、手技法およびプロセスの開発を主な業務とする。

赤石 あずさ(Akaishi Azusa)さん  写真中央
株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 ファシリテーター/デザインリサーチャー サービスデザイン・プロジェクトにおける調査分析業務に従事。ネットアンケートからインタビュー、行動観察まで幅広くデザインリサーチの設計・実査に携わる。

宇野貴嗣(Uno Takatsugu)さん  写真右
株式会社アイ・エム・ジェイ 人材戦略本部 新卒採用・中途採用を担当し従来型の採用ではなく、サービスデザインをベースにした相互理解が深まる選考やイベントを多数企画。2015年の新卒採用選考「落ちたら、採用します。」でグッドデザイン賞を受賞。

書籍のご紹介

Web制作者のためのUXデザインをはじめる本

体験のデザインって、こういうことか!8ステップではじめるWebのUXデザイン!
本書は、実際に大手デジタルマーケティング会社でUXデザインを実践してきた執筆陣が、Web制作者が知っておくべき、UXデザインの「基本」から「ユーザビリティ評価」「プロトタイピング」「構造化シナリオ」「ユーザー調査」「カスタマージャーニーマップ」「ユーザーモデリング」「組織導入」までを、8つの章に分けて解説していきます。

この記事を書いた人
新治 嘉章
新治 嘉章

株式会社ジョブウェブ 代表取締役社長

1984年3月 島根県大田市生まれ、千葉県柏市育ち。3児のパパ。2006年 株式会社ジョブウェブに採用コンサルタントとして入社。 スタートアップの新卒採用立ち上げや大手企業の幹部候補学生採用を支援。2013年7月より代表取締役社長就任し、就活の仕組みを変えるをビジョンに会社の変革に取り組んでいる。「仕事を楽しむ大人を増やす」が個人のコンセプト。

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