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その説明会に魅力はあるか。学生視点に立てば説明会の内容も変わる。【人事インタビュー】Vol.23

新治 嘉章
新治 嘉章
2017年2月28日

他の人事が何を考えているのかを知りたい。
そのシンプルなニーズに答えるのが、本企画(人事インタビュー)です。

今回のテーマは「学生視点に立った説明会設計」です。

今回は、インターンシップ参加者の口コミによる波及効果を生み出すことに成功しているアイ・エム・ジェイさんのインターンシップ。わたくし、ジョブウェブの新治 嘉章(しんじ よしあき)がインターンシップの企画に携わられている現場社員の太田さん、赤石さんと採用担当者の宇野さんにお聞きした内容をご紹介します。参考になる情報があれば、ぜひ、自社の採用活動にお役立て下さい。

それではどうぞ。

その説明会に魅力はあるか。学生視点に立てば説明会の内容も変わる。【人事インタビュー】Vol.23


インタビュー

新治 インターンシップ参加者の口コミによる波及効果を生み出すことに成功しているということは、当然、インターンシップ実施後の会社説明会や選考に参加者が来ているのでしょうか?

宇野 そうですね。

新治 インターンシップ参加学生に対して、会社説明会の案内や連絡方法などで工夫されているのでしょうか?

宇野 会社説明会の案内は普通ですよ。アイ・エム・ジェイでは、自社独自の会社説明会イベントをやっているので、インターンシップ参加学生に対して「イベントに友達を連れてきてね」と連絡します。そうすると、みんな心よく友達を連れてきてくれるんですよね。

新治 そうなんですね。友達を連れてきてくれるのに驚きです。「友達を連れてきてね」と案内しても、一人で来るのが普通だと思うのですが、ひょっとして案内の連絡を入れる回数が多かったするのでしょうか?

宇野 いえ、連絡するのは基本的に1回です。ただし、その1回の連絡で「イベントに行きたい!」と思わせることには、かなりこだわっています。

新治 というと?

宇野 アイ・エム・ジェイの説明会イベントは毎回内容が変わるんです。例えば、弊社の太田が講師を務めた回は「Perfumeにおけるサービスデザイン」がテーマでした。太田がなぜPerfumeにハマっていったのかを話すんですけどね。

新治 すごい。他にも気になります。

宇野 弊社の赤石が講師を務めた回では「Splatoon(スプラトゥーン)におけるサービスデザイン」がテーマでした。

新治 そのテーマも想像しやすいですね。かなり面白そう。

宇野 太田も赤石もサービスデザインの専門家ですが、同じ専門家であっても話す内容が違うので、学生には自分の興味がある回のイベントに来てもらっています。

新治 インターンシップ参加学生も参加するわけですよね。

宇野 インターンシップ参加学生は大体参加しますね。「いろんな視点からサービスデザインの話を聞きたいんですよね」と言って、会社説明会に3回参加した学生もいました。

新治 会社説明会が面白いから毎回来てしまうんでしょうね。

宇野 面白いですよ。テーマは、学生にも分かりやすいものを題材に進めていくのもありますが、何より内容が非常にわかりやすい。社内のメンバーからも評判になっていたほどです。

新治 インターンシップに限らず、説明会の内容もまだまだ変えていけることが多いですよね。

宇野 そう思います。インターンシップにしても会社説明会にしても、参加者である学生に満足してもらうことを最優先に設計すること。それが、インターンシップ参加者の口コミによる波及効果を生み出すのだと思います。

新治 参加者の満足度を徹底する姿勢に一貫性を感じました。ありがとうございました。


解説

インタビューはいかがでしたでしょうか?
インターンシップ以上に会社説明会の方がプログラム内容や話す内容が定形化され、変化がないかもしれません。

会社説明会は、言葉の通りその会社の会社説明をする場ですので、その会社の話を聞けるというのが学生のメリットです。そのため、話を聞きたいと思える会社の場合、工夫はそこまで必要がありませんが、学生に対して認知が低い会社の場合は単なる会社説明では集客の苦戦が予想されます。

そのときにどう工夫するかを考える時に採用ターゲットの視点に立って考えると、工夫の余地は大きいのではと感じるインタビューでした。

以上で、アイ・エム・ジェイさんへのインタビューは終了です。

インターンシップが早期時期の採用施策として普及している現状に強い問題意識を感じて書いたこちらのコラムがきっかけになり、アイ・エム・ジェイさんとのご縁が始まりました。

https://company.jobweb.jp/post/a-118806

インターンシップを早期の採用施策として取り入れることには今でも限界を感じていますが、一定期間を使い、説明ではなく、経験として自社の魅力を伝えることができる施策ではあります。その特性を活かし、採用活動全体をふまえながら何を目的に実施するか考え、実施を検討するのが良いのではと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

プロフィール

アイ・エム・ジェイ採用チームの皆様

太田 文明(Bunmei Ohta)さん  写真左
株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 マネージャー/リードストラテジスト HCD-Net認定 人間中心設計専門家 UX戦略およびサービスデザインにおける全工程的なコンサルティング、国内におけるサービスデザイン・プロジェクトの先進研究、手技法およびプロセスの開発を主な業務とする。

赤石 あずさ(Akaishi Azusa)さん  写真中央
株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 ファシリテーター/デザインリサーチャー サービスデザイン・プロジェクトにおける調査分析業務に従事。ネットアンケートからインタビュー、行動観察まで幅広くデザインリサーチの設計・実査に携わる。

宇野貴嗣(Uno Takatsugu)さん  写真右
株式会社アイ・エム・ジェイ 人材戦略本部 新卒採用・中途採用を担当し従来型の採用ではなく、サービスデザインをベースにした相互理解が深まる選考やイベントを多数企画。2015年の新卒採用選考「落ちたら、採用します。」でグッドデザイン賞を受賞。

書籍のご紹介

Web制作者のためのUXデザインをはじめる本

体験のデザインって、こういうことか!8ステップではじめるWebのUXデザイン!
本書は、実際に大手デジタルマーケティング会社でUXデザインを実践してきた執筆陣が、Web制作者が知っておくべき、UXデザインの「基本」から「ユーザビリティ評価」「プロトタイピング」「構造化シナリオ」「ユーザー調査」「カスタマージャーニーマップ」「ユーザーモデリング」「組織導入」までを、8つの章に分けて解説していきます。

この記事を書いた人
新治 嘉章
新治 嘉章

株式会社ジョブウェブ 代表取締役社長

1984年3月 島根県大田市生まれ、千葉県柏市育ち。3児のパパ。2006年 株式会社ジョブウェブに採用コンサルタントとして入社。 スタートアップの新卒採用立ち上げや大手企業の幹部候補学生採用を支援。2013年7月より代表取締役社長就任し、就活の仕組みを変えるをビジョンに会社の変革に取り組んでいる。「仕事を楽しむ大人を増やす」が個人のコンセプト。

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