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【新卒採用News】企業の採用担当者が語る「面接は機能不全」/就活に対してストレスを感じていますか?、他1本

Jobweb編集部
Jobweb編集部
2017年4月6日

新卒採用に関連するニュースついて、その当事者(企業の採用担当者、採用支援会社の社員など)が、それぞれの考えや思いをコメントするコンテンツ。

それが【新卒採用News】です。

目次

【1】企業の採用担当者が語る「面接は機能不全」
東洋経済オンライン

【2】育児や介護、看護を行う従業員を対象に働き方の選択肢を増やす「えらべる勤務制度」を導入
ヤフー株式会社

【3】【調査報告】就活に対してストレスを感じていますか?(就職活動ミニアンケート)
就活サイトJobweb


1企業の採用担当者が語る「面接は機能不全」
東洋経済オンライン

抜粋
面接で嘘をついたり話を盛ったりするのは、もはや「当たり前」。『AERA』3月20日号で、大学生のそんな現状をリポートした。言うまでもなく、企業は「嘘」や「盛り」に気づいていた...

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コメント(服部泰宏|横浜国立大学 准教授
採用活動とは、本来、目の前にいる求職者の能力であったり、その人が持つ期待であったりを確認する活動であったはず。そして就職活動とは、本来、目の前にある企業の可能性であったり、自分にとっての価値を確認する活動であったはず。面接は、そうしたお互いの「確認」を可能な限り高い精度で実現する手法として、それこそ50年も60年も前から世界中の採用シーンで使われてきた。そして世界の実証研究の結果は、しっかりとデザインさせすれば、ある程度それが可能であることを示してきた。

にもかかわらず、日本の採用シーンでは、必ずしも面接が有効に機能していないことを、この記事は物語っている。このことで学生を責めることは簡単だけれど、これには企業側の責任もあるように思う。正直に語る人が損しない採用、正直者がバカをみない採用を行いたいものだ。


コメント(石倉秀明|株式会社働き方ファーム 代表取締役
この問題は新卒採用の時期になると毎回見る気もしますが、企業側が面接で「何を見極めるか」そのために「有効な質問は何か?」を考えることを怠っていることが一番の要因だと思っています。

どの会社も同じように「志望動機は?」「学生時代頑張ったことは?」のような質問をとりあえずしてしまっている、という印象です。同じ質問をするのでも、学生の本質を見極めようと思ったらかなり掘り下げて質問するはず、なので、「面接が機能不全」になることはないはず。

面接が機能不全とか言っている会社は、人事の方が自分たちの仕事を怠っているだけだと思います。


コメント(高橋実|株式会社HDE 人事部長
就活/採用は、お互いのマッチングが目的なので、お互いの将来を決めるマッチングの機会に対して、こういう記事が出るのが少し残念です。

面接という採用スタイルをとっている以上、このような話は昔からあったと思いますし、企業の採用担当が面接が機能しない問題を感じているならば、しっかりとマッチングができるような採用の仕組みを変えることを考えるべきだと思います。


コメント(新治嘉章
記事の内容は面接よりは、「就活において学生がつく嘘全般」がテーマになっていますね。

全般についてとなると解決策は難しいですが、「面接で学生が盛ること」に絞るのであれば、解決策は三幸製菓さんが実施されていた選考がヒントになると考えています。面接の役割は、「見極め」と「惹きつけ」の2つがある中で、何を見極めたいのか。能力や特性の場合、過去のエピソードから見極めるのがよくある面接だと思いますが、そのやり方の場合、過去は変えられないためよく見せようという思惑が働いてしまう。

そうではなく、その能力を見極めたいのであればその能力を発揮させる選考方法を実施するやり方が考えられます。例えば論理的思考力を問いたいのであれば、大量のインプットをしアウトプットすることをしたら見極められるかもしれないなどです。見極めたい能力や志向があるかを見極めたければ、その能力や志向を発揮させる選考方法を考える。とするとなにができるでしょうか。


コメント(千葉直子
面接がどうのというよりは、応募者との関係性の築き方の話かなと解釈しました。お互いに性善説にたって、誠実に対話を重ねる、シンプルにそう考えられたらいいのになと思います。

「内定がもらえて本当に嬉しいです!」と泣いて喜んでくれた内定者から翌日辞退の連絡を受ける経験をする、なんていうのも採用担当あるある。

ですが、その場合も「本音で話せる関係性を築けてなかったんだな」と自分の力量不足を反省するしかない。学生が悪いと嘆くより、なぜそうさせてしまうのか、自分たちにその原因はないか考えて改善する、そうならない仕組みを考える。応募者といい関係を築いているなと感じる企業さんや担当者の方は、そういう積み重ねの大切さを知っている人が多い気がします。


コメント(中村寛大
もちろん嘘をつく学生も悪いことは悪いが、ある意味、ごまかしが効く世界であると思われていること自体に問題があるし、それを見抜くくらいの質問力を身につける事が必要だと思う。



2育児や介護、看護を行う従業員を対象に働き方の選択肢を増やす「えらべる勤務制度」を導入
ヤフー株式会社

抜粋
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は4月より、小学生以下の同居の子を養育する従業員や、家族の介護や看護が必要な従業員を対象に、土日の休日に加え1週あたり1日の休暇を取得できる「えらべる勤務制度」を導入します...

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コメント(千葉直子
まだまだ本当にやりたいことに対しての一歩なんだと思います。この制度を利用した方の評価や周囲の理解、社内の空気感など、実際に利用され始めた後の様子もぜひ共有・公開を期待したいですね。


コメント(高橋実|株式会社HDE 人事部長
非常に良い制度だと思います。

一言で育児や介護といっても、ケースによって環境は全て異なるので、その環境に応じて選択肢が増えるこの制度は働く側にとっても可能性が広がるものです。

また、企業側も、フルタイムで働けないから採用しない、ではなく、このように制約があって活用されていない優秀なスキルを取り込む方法をもっと実行していくべきだと思います。


コメント(中村寛大
働くことの、『ベキ論』の牙城がヤフーさんに寄ってどんどん崩れていくのは良いこと。組織と個人の関係がどんどん対等になっています。加えて、そうしてまでも守りたい社員がたくさんいるというのは、きっと良い会社なんだろうなと思います。


コメント(服部泰宏|横浜国立大学 准教授
「働き方」に関する議論がそこかしこで行われており、新しい「働き方」を提示する企業も増え始めている。これはこれで、素晴らしいことだ。企業は個人に、もっともっと多様な働き方を提示するべきだろう。

ただ、働き方に関する選択肢が増えるということは、他方で、「いかに働くか」、「そのような働き方をすることで、自分が得られるものはないか」ということ、より重要なこととして、「その働き方を選ぶことで、自分が諦めなければならないものは何か」ということをしっかりと考えることを個人に要求する。

働き方を選べる時代は、他方で、働き方を選択しなければならない時代、そしてその選択の責任を個人が引き受けなければならない時代でもある。その意味では、人事制度の議論は、常に働く個人のキャリアの議論を一体でなければならないと思う。この種の議論が、ますます高まることを期待したい。


コメント(新治嘉章
「制度自体が素晴らしいですね。」と思うのですが、経営者の端くれとして思うことは、記事の中にある「今後(時期未定)、小規模な単位で検証を行い、制度設計を進めてまいります。」の一言。

こういうことにも仮説検証を実施していける経営体制がただただ羨ましい。ジョブウェブくらいの規模だと、こういう方向性に前向きでもなかなか仮説検証に組織のリソースを割くことは難しいかなー。その分、個人の要望を聞きやすいかもしれないけれども。



3【調査報告】就活に対してストレスを感じていますか?(就職活動ミニアンケート)
就活サイトJobweb

抜粋
就職活動サイトJobwebが「就活に対してストレスを感じているか」についてのアンケートを大学生を対象に実施した結果をご報告します...

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コメント(高橋実|株式会社HDE 人事部長
「ストレスを感じるか」というアンケートなので、仕方ないかもしれないのですが、もっと就活を楽しめばいいのに、と感じます。自分の開かれた未来を決めるための活動なのだから、もっとポジティブに考えればいいのになと。

ただ、こんなストレスを学生の皆さんに感じさせてしまうような採用をやっているのも、企業側なんですよね。このアンケート結果を人事を担う人間としてしっかりと受け止めなければならないなと思いました。


コメント(新治嘉章
今回の調査報告を自分なりに整理すると、学生にとって現状の就活で感じるストレスの要因は、「内定をもらえるかどうか不安(落選経験あり、なし問わず)」、「スケジュール調整による苦労」、「日常生活に対する就活の侵食」、「就活の不毛さに対する疑問・怒り」など。

就活のストレスを解消する方法について、「すでに求められている会社の存在」が1番インパクトある解決策ではと感じた。1社でも求められている会社があると就活に余計な活動をすることはなくなるのだと思う。


コメント(服部泰宏|横浜国立大学 准教授
就職活動が、「大変」で「疲れる」活動であることは、ある意味で当たり前のことである。それは社会で働くということが、「大変」で「疲れる」ことであるのと、同じである。

問題は、何によって「疲れる」かということだろう。例えば、多忙だけれどもとてもやりがいのある仕事をしている時、私たちは確かに「疲れる」とは感じるだろうけれど、そこには何か希望がある。自分の「大変」さや「疲れ」の先にある何かを感じることができる。

就職活動も、これと同じなのだと思う。エントリーシートを書くことや、永遠に続く面接を受けることに、何か積極的な意義を見出せる時、その苦労の先に自分の将来につながる何かが見える時、就職活動はただの「大変」で「疲れる」活動ではなくなるはずだ。採用担当者の皆さんには、ぜひ、そのような活動をデザインしていただきたいと思う。


コメント(千葉直子
学生は人事や企業側が思っている以上に色々気がついているし、わかっているんですよね。

「就活生だからしょうがない」「新卒採用は昔からこういうもの」で終わらせず、おかしいと思っているなら企業側も改善や変化していかないとお互いにアンハッピー。企業と個人の出会いはもっと効率的に、そしてワクワクするものにできるはず。そんな採用への一歩を踏み出したい企業のお手伝いをジョブウェブとしてできたらいいなと思っています。


コメント(中村寛大
ストレスが良い意味でのプレッシャーになるようにジョブウェブとしては仕掛けていけると良いと思った。何事もポジティブに変換していけるような採用企画を生み出していくことが求められるなと感じました。学生さんのためにも、採用担当者の皆さんのためのにも頑張ります。



【新卒採用News】は以上です。
最後までお読みいただき、有難うございました。


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