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【採用あるある】ここだけの話 採用目標に リアリティがない

ジョブ吉
ジョブ吉
2017年4月21日
【採用あるある】では、

採用担当者が日々の業務の中で経験する「あるある」について、採用担当未経験のジョブ吉が、採用担当経験豊富な直子(なおこ)先生からアドバイスをもらう様子をお届けします。

それではどうぞ。

採用あるある

ここだけの話~
採用目標に~
リアリティがない


これは要するに・・・

回想シーン

<回想シーン>
~ナレーション~
今日は月に一度の部長会議。「来期の新卒採用目標人数のすり合わせについて」というミーティングアジェンダに目を通した人事部長のS藤は、ストレス性の胃痛を感じながらも、毅然とした態度で会議という名の戦地に赴くのであった…

会議の進行役:えー、では本日は「来期の新卒採用目標人数のすり合わせについて」のアジェンダから入りたいと思います。

営業部長 犬山:うちは中期経営計画上は3年後には今期の売上の200%成長が必要です。ゆえに、来期の新卒は50名は必要だと考えています。

S藤:・・・(犬山さん…なんて無茶なことを言うんですか! 今の営業部の体制で50名の新卒を育てることなんて到底無理でしょ)。

マーケティング部長 猿谷:うちの部署はここ3年間ほど新卒の配属をストップされていたわけなので来期こそはお願いします。来期はCRMチームを発足させます。スタートは既存社員が兼任で立ち上げますが、2年後にはCRM専任でやっていきたいので、そちらに新卒を10名ほどアサインしたく。

S藤:・・・(猿谷さん…先週のサシ飲みで、新橋で焼き鳥を食べながら「来期も新卒なしでやっていく」って話をしていたじゃないですか! 根回しをした意味がないわ!)。

システム部長 鳥川:うちの部署は、来期にシステム基盤の大規模リニューアルが控えつつも、すでに部員全体の稼働率を120%にしても足らないだけのシステム開発案件が進行中なので、40名お願いします。

S藤:・・・(ア、アカン…鳥川さんに根回しをしておくの忘れてたわ!)。

会議の進行役:えー、S藤さん、どうですか? 来期100名コミットいけますか?

S藤:・・・(今期は極限まで無理をして、なんとか奇跡的に50名の採用目標を達成できたのに、それが倍になるなんてっ!)。

桃田社長:S藤君、うちの会社は3年後には大きく飛躍したいと考えているんだが、新卒100名採用やり切れるよな?

S藤:仰せのままに。

~昼休み~

採用担当A田:S藤パイセン!

S藤:どうした新人?

A田:部長会議どうでした?

S藤:来期は100名がんばるぞ。

A田:いやぁ、リアリティがない目標感っすねー。

S藤:だな!!!



・・・もわわわ~ん、ってことですよね? 

教えて直子先生!


直子先生のアドバイス

直子先生:これは「あるある」よ。圧倒的にあるあるだわ。

ジョブ吉:ふむ、やはり。

直子先生:・・・。

ジョブ吉:直子先生?

直子先生:わたし、思うの。

ジョブ吉:どうしました?

直子先生:目標は「雨」じゃなくて「雪だるま」だってね!

ジョブ吉:はい?

直子先生:「雨」は降ってくるものだけど「雪だるま」は作るものだわ。目標も、降ってくるものとして捉えるか、作るものとして捉えるかで、取り組みの質が変わってくるわ。

ジョブ吉:・・・。

直子先生:もちろん経営陣や部門からのオーダーで採用目標が決まるのは当たり前だと思うわ。だけど、決まった目標に対して「かしこまりました」 という関わり方以外にも、目標が決まるプロセスに対してコミットしていく関わり方も選べると思うの。

ジョブ吉:具体的にはどう関わっていけばいいのでしょうか?

直子先生:そうね。たとえば、自社の採用力や採用ブランドの観点から現実的な採用目標人数を議論する流れに水を向けるのもいいと思うわ。議論を尽くしたところで当初の100名目標は100名目標のままで着地するかもしれないけど、議論の過程で採用予算を増額する確約は得られると思うわ。

ジョブ吉:なるほどー。

直子先生:他にも、人材育成の観点から現実的な採用目標人数を議論する流れに水を向けるのもいいと思うわ。採用した人材を育成して戦力化していくというゴール(出口)に議論をフォーカスさせることで「何名採用しますかね」という入口の議論に執着する必要性が必ずしもないことが見えてくることもあるわ。

ジョブ吉:直子先生、話は分かりました。で、実際に直子先生がこういった、もわわわ~んシチュエーションに遭遇したら、どうなんです?

直子先生:S藤の立場だったら、どうするかって話?

ジョブ吉:はい。

直子先生:そうね。

ジョブ吉:はい。

直子先生:犬山には「あんたそんなに採用しまくって育成に責任持てるの?」って詰め寄るわ!

直子先生:猿谷には「CRM専任者は新卒である必要性ってあります? 中途採用や配置展開では駄目なんですか?」って詰め寄るわ!!

直子先生:鳥川には「まずは今の進め方やプロジェクトの優先順位などを見直して、稼働率を適正にできないか見直しましょう。話はそれからですよね?」って詰め寄るわ!!

ジョブ吉:貴重なお話ありがとうございました!


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