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【採用あるある】あらやだわ 口が滑って 他社批判

ジョブ吉
ジョブ吉
2017年9月29日

【採用あるある】では、

採用担当者が日々の業務の中で経験する「あるある」について、採用担当未経験のジョブ吉が、採用担当経験豊富な直子(なおこ)先生からアドバイスをもらう様子をお届けします。

それではどうぞ。

採用あるある

あらやだわ~
口が滑って~
他社批判


これは要するに・・・

回想シーン

<回想シーン>
採用担当A田:パイセン!

上司のS藤:どうした新人?

A田:ウチの採用活動もいよいよクライマックスシーズン突入ですね!

S藤:そうだな。だが気を抜くなよ! むしろ、ここからが勝負だ。内定フェーズの学生をきっちりクロージングしていくぞ。

A田:クロージングのコツってありますか?

S藤:他社を下げて、相対的に自社を上げるんだよ。

A田:えっ、それってなんかズルくないですか?

S藤:バッキャロー(馬鹿野郎)! ビジネスは競争で結果が全てなんだから、手段なんか二の次や。

A田:結果にコミットってやつっすね。で、具体的に何をすればいいんすかね?

S藤:ウチの会社(竜玉物産)の場合、採用競合となるのはどの会社か、お前なら知っているな?

A田:竜王商事ですね。

S藤:うむ。ということは、内定者との面談の中で竜王商事のことをディスれ! そうすれば10人に7人はウチに入社を決めてくれるぞ。

A田:御意。

S藤:分かればよろしい。

A田:あっ、パイセンに一つ質問があるのですが?

S藤:なんだ?

A田:このクロージングは昔からやっているんですか?

S藤:うむ、昔からやっているな。それがどうした?

A田:えっとですね、就活生の10人に9人が使っている、企業の評判が分かる口コミサイト「Workers」によると、竜王商事の評価が3.8点となっているんですが…

S藤:3.8点? ハハッ、なんとも冴えない評価だな!

A田:ウチの会社…つまり竜玉物産の評価は2.3点です。

S藤:えっ?

A田:学生ユーザーのコメントを読み上げますね。

S藤:・・・。

A田:内定したタイミングで人事の方に呼び出されたのですが、その場で、ひたすらにライバル企業の悪口を聞かされて何だか嫌な気分になりました。もちろん内定辞退しました。(帝王大学 男性)

S藤:・・・・。

A田:内定後の人事面談の場で聞かされた話が、竜王商事と比較してウチはこういうところがいい、といった内容ばかりで、なんて視野が狭い会社なのだろう思いました。当然、内定は辞退させていただきました。(熱血大学 女性)

S藤:・・・・・。

A田:竜玉物産のインターンに参加した際には、とても好印象だったのですが、このサイトの口コミを拝見して、本選考への応募を思いとどまりました。(官僚大学 男性)

S藤:・・・・・・。

A田:うわぁ、ウチの会社のブランドイメージがめっちゃさがってるやんけ!

S藤:ウワァァァァン!!!



・・・もわわわ~ん、ってことですよね? 

教えて直子先生!


直子先生のアドバイス

直子先生:これは「あるある」よ。

ジョブ吉:やはり。

直子先生:ジョブ吉くんっ!

ジョブ吉:どうしました?

直子先生:突然だけど旗揚げゲームをやるわよ!

ジョブ吉:えっ

直子先生:じゃあ、この赤い旗は左手に、白い旗は右手に持ってね。

ジョブ吉:あっ、はい。

直子先生:赤い旗には「他社」、白い旗には「自社」って書いてあるから、間違えないように、ね?

ジョブ吉:ええと…はい。

直子先生:いくわよっ!

ジョブ吉:はい。

直子先生:自社上げてっ!

ジョブ吉:はい(白い旗を上げる)。

直子先生:他社下げてっ!

ジョブ吉:ええと…赤い旗は下がったままだから、このままでいいってことですね。

直子先生:自社下げないでぇ~、他社下げるっ!

ジョブ吉:はい(ええと…つまり、白い旗を上げたままの体勢でいいってことか)。

直子先生:他社上げないでぇ~、自社上げるっ!

ジョブ吉:・・・

直子先生:他社上げないでぇ~、自社下げないっ!

ジョブ吉:・・・・

直子先生:自社上げてぇ~、他社上げないっ!

ジョブ吉:…ずっと同じ体勢のままやんけ!

直子先生:ふぅ、やっと気づいたのね? 疲れたわ。

ジョブ吉:?

直子先生:この一連の旗揚げゲームは、他社を下げることで相対的に自社を上げるクロージング手法のメタファーなのよ!

ジョブ吉:ファー!!!

直子先生:そして、ジョブ吉くんが「ずっと同じ体勢のままやんけ!」と違和感に気づいたように、他社を下げることで相対的に自社を上げるクロージング手法の違和感に気づく学生は気づくものよ。

ジョブ吉:クロージング時に、採用競合との比較で自社をPRするのは避けるべきなのでしょうか?

直子先生:それは違うわ。クロージング時に、採用競合との比較で自社をPRすることは好ましいことなのよ。学生さんは、第一志望群の企業の中から比較して入社先を意思決定するわけだから、その比較情報を提供することは学生さんにとってもウェルカムモードよ。だだね、採用競合との比較はフェアに行うべきだと私は思うわ。

ジョブ吉:フェアというのは?

直子先生:フェアというのは、まずはトーンを揃えることが重要よ。採用競合のイケていない点を伝える際には、必ず、自社のイケていない点もセットで伝えること。「自社下げないでぇ~、他社下げるっ!」って意地悪はナシよ!

ジョブ吉:はい。

直子先生:そして、真にフェアであるためには、何よりも客観性が大切よ。「あの会社はすでに落ち目だ」みたいな自分の思いこみレベルの主観的な話をするんじゃなくて、客観的事実をベースにした話をするべきだわ。

ジョブ吉:直子先生、話は分かりました。で、実際に直子先生がこういった、もわわわ~んなシチュエーションに遭遇したら、どうなんです?

直子先生:他社を下げることで相対的に自社を上げるクロージング手法。たしかに、それは内定承諾率の面では上手く機能していた。だがしかし、そのやり方が、企業ブランドの価値を棄損していたのであった…ということを知った、S藤の立場でどうかって話?

ジョブ吉:はい。

直子先生:そうね。

ジョブ吉:はい。

直子先生:他社批判して口説いても~♪ 1/3も伝わらないぃ~♪♪ 他社批判は空回り~♪ ネットで炎上している My heart♪♪♪

ジョブ吉:貴重なお話ありがとうございました!


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